ガジュマルの木は、沖縄では幸せを呼ぶ木として聖域の御嶽(うたき)や公園、防風林としての街路樹や庭木としてポピュラーに見ることができます。
ヒゲのような気根が垂れ下がり、本州地域で見る木たちとは異なり沖縄らしさを感じられる。
その中でもガジュマルの大樹になるとその姿から神々しさがある。
目次
ガジュマルの大樹へのアクセス
ガジュマルの大樹へのアクセスは、石垣島から八重山諸島への起点になる石垣港離島ターミナルより車で約10分です。
市街地の石垣中学校北部の住宅街の奥まった中にあり、少し開けた駐車場の先になります。
ガジュマルの大樹
離れた場所から見るとあまりの大きさに森のように見えます。
正面から見た時には圧倒的なパワーを感じれます。
枝のあちらこちらからヒゲのような気根が、無数に垂れ下がり神々しさを醸し出しております。
気根が風で揺れてている姿は踊っているようでもあり、何かを語っているようでもあります。
住宅街の中にあり石垣島の島民でもそこまで意識している存在ではないが、
ガジュマルの圧倒的な存在感からは見ているだけでパワーをいただける気持ちになれる。
パワー溢れるガジュマルの木はこちらから
精霊キジムナー伝説
沖縄では古くからガジュマルの木には、精霊キムジナーが住むと言い伝えられています。
赤髪の精霊で、背丈は人間の子ども程度と言われております。(所説あり)
島民の方も「子供のころにキムジナーに会ったことある」とおっしゃる方もいます。
私はまだお会いしたことがないですが、子どもたちでしたら素直な心で会えるのかもしれません。
ガジュマルの大樹の赤みがかる無数の気根が揺れる姿からは、赤髪の精霊がいることを想わせてくれる。
まとめ
ガジュマルの大樹からは、住宅街の中にありながら圧倒的な存在感からくるパワーをいただける場所である。
無数に垂れ下がる気根からは、精霊キムジナーの存在も連想させてくれる神々しさがある。
沖縄らしい大樹の姿に感動できる。
身近にはあると元気を貰える