石垣島観光の楽しみは、石垣島から船乗ってさらに先の離島をめぐることができることです。
石垣島から1番近い島は、船で15分で渡れる竹富島です。
竹富島は、起伏が少なく平坦な島で自転車で半日でも十分に島をめぐれます。
子どもたちと一緒にサイクリングしながら赤瓦の集落と竹富ブルーが綺麗なコンドイビーチをめぐってみましょう。
目次
赤瓦集落の竹富島観光
沖縄の原風景が見られる竹富島
石垣島から竹富島までは近く、船の航行距離で約6.5km、乗船時間も約15分で到着できます。
短い乗船時間ですので、はじめて船に乗り船酔いするか心配になる小さな子供も楽しんでるうちに到着できてしまうので安心です。
竹富島の1番の魅力は、1987年(昭和62年)に伝統的建造物群保存地区に指定される以前から長い間、島民たちにより大切に保存されている赤瓦屋根の集落群です。
現在も島民が暮らしていながらの、沖縄の原風景を見ることができます。
集落内の道は白い砂が敷き詰められており琉球石灰岩を積み上げた塀と・赤瓦屋根の家々とお庭に咲くハイビスカス・ブーゲンビリアなどの南国の花々が素敵な色合いを作り上げています。
道の白い砂を島民の方々が早朝に竹ぼうきではいて綺麗な模様を付けています。
島に宿泊し早起きした方のみ味わえる風景もあります。
竹富島の形は、卵型の大円形で周囲は約9kmで、島民が暮らしている集落群は島のほぼ真ん中に集まっております。
港から集落までは徒歩で約15分で歩いていくこともできますが、船の到着に合わせて竹富港に島内送迎バスや水牛車観光・レンタサイクルなどの観光業者が待機してくれています。
赤瓦屋根の集落をめぐる水牛車観光
竹富島でまず思い浮かぶ観光と言えば水牛車観光です。
水牛たちは、昭和初期に台湾から農作業の働き手として連れてこられて大変活躍してくれていました。
しかし、その後に機械化が進み活躍の場所がなくなりましが、現在では観光用として場所を変えて活躍してくれています。
竹富島の水牛車観光は、赤瓦屋根の集落内の白砂の道を人が歩くよりも遅い速度でゆっくりゆっくり進んでいきます。
水牛たちは、優良ドライバーで狭い曲がり角も車の内輪差を考慮して上手に曲がっていきます。
所要時間は約30分でガイドが竹富島の案内や三線を奏でてくれ、水牛の歩幅に合わせた心地よい揺れは贅沢な島時間を味わせてくれます。
竹富島での水牛車観光の店舗は、竹富観光センターと新田観光の2店舗あります。
両店舗ともに予約なしで水牛車に乗れますが、混み合う時間帯は待ち時間が発生するときもありますので、事前にご予約するのがおすすめです。
予約しておりますと、石垣島から竹富島へ到着した際に竹富港から送迎車を利用することもできます。
営業時間 09:00~17:00
(水牛車は16:00発が最終です)
休日:竹富島種子取祭の2日間・台風時
大人:1500円(中学生以上)
小人:800円(3歳~小学生)
幼児は大人1人につき1人無料
〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富441
TEL:0980-85-2998 FAX:0980-85-2999
営業時間 08:30~17:00
(水牛車は09:00~15:30発が最終です)
休日:水曜日・竹富島種子取祭の3日間・悪天候時
大人:1500円(中学生以上)
小人:750円(小学生以下)
未就学児は大人の膝の上に抱っこすれば無料
〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富97
TEL:0980-85-2103 FAX:0980-85-2209
竹富島をめぐるサイクリング観光
竹富島は、集落があつまる中心地とビーチや桟橋がある海岸までも起伏がほとんどない平坦な島ですので、子どもたちと自由に散策できる自転車での移動が楽しくおすすめです。
子ども用の小さいサイズの自転車、幼児が乗れる補助イスつきの自転車や電動アシストつき自転車もあり、子連れ旅では子どもたちと一緒にママパパでサイクリングを楽しめます。
竹富島のビーチは島の西側に集まっていまして集落の中心地から近い順に、西桟橋、コンドイビーチ、カイジ浜(星砂の浜)と並んでいます。
集落からは自転車で10~15分くらいで行けます。
夕日のスポットとしても人気な「西桟橋」
西桟橋は、西向きの遠浅の海岸に約105m突き出た桟橋で1972年(昭和47年)頃まで、対岸の西表島へ農耕へ行くためにサバニ船の乗船や荷揚げに使用されていました。
今では、青い海の先に石垣島から小浜島へ向かう定期船の往来を眺めたり、夕日の鑑賞スポットとしても有名になっています。
ただし、夕日鑑賞は石垣島地方では日没が遅い(春分秋分の日で18:50頃)ために、石垣島までの船の最終便に間に合わないので、竹富島へ宿泊した時のみの特権になってます。
小さな子どもも安心して海遊びできるコンドイビーチ
西表石垣国立公園に指定されているコンドイビーチは、日本のベストビーチランキングでも常に3~5位の上位にランキングされる人気のビーチです。
コンドイビーチの入口の防風林を抜けた時に観えてくる、真っ白な砂浜と竹富ブルーと言われる透き通った青い海に感動します。
サンゴなどは少なく白い砂浜のビーチは遠浅で小さな子どもでも海遊びを楽しめます。
遠浅の海は、大潮の干潮時には100mくらい先に幻の島が出現し歩いて行けたりします。
潮の干満によって景色が違って見えますので時間を変えて訪れるのも楽しいです。
施設もあずま屋やトイレもあり、子どもたちが海遊びの後にはシャワー(水のみ)や水道で海水を流せるのもうれしいです。
星砂を探せるカイジ浜
竹富島の中で星砂が取れたとして有名な浜の「カイジ浜」。
以前よりだいぶ星砂の数が減ってしまいました。
波打ち際の砂に、手の平を砂に押し付けてついた砂をよく見ると、砂の中にいくつかの星砂を見つけることができます。
カイジ浜は西表石垣国立公園内となりますので、砂の持ち帰りは禁止されています。
ビーチ入り口に売店が出ているので、そこで星砂の販売もしています。
レンタサイクル店舗
近年、ゴールデンウイークや夏のトップシーズンでは、当日にレンタサイクルが満車で借りられないことも発生していますので、トップシーズンに利用する場合は事前のご予約がおすすめです。
営業時間 08:30~17:30
休日:竹富島種子取祭の2日間・台風時
普通自転車(大人・小人用):1時間400円 1日2000円
電動アシスト付き:1時間700円 1日3500円
幼児補助イスは前・後あり
子供用ヘルメットあり
〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富2186番地8
TEL:0980-85-2335
営業時間 08:30~17:20
休日:竹富島種子取祭の2日間・台風時
普通自転車(大人・小人用):2時間800円~
電動アシスト付き:2時間1400円~
幼児補助イスは前・後あり
子供用ヘルメットあり
〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富523
TEL:0980-85-2260
営業時間 09:00~17:00
(水牛車は16:00発が最終です)
休日:竹富島種子取祭の2日間・台風時
普通自転車(大人・小人用):
電動アシスト付き:
幼児補助イスは前・後あり
子供用ヘルメットあり
事前予約は不可で当日現地にての受付のみ
〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富441
TEL:0980-85-2998 FAX:0980-85-2999
営業時間 08:30~17:20
休日:水曜日・竹富島種子取祭の3日間・悪天候時
普通自転車(大人・小人用):1時間500円 1日2000円
事前予約なし、当日在庫があれば貸出してます
〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富97
TEL:0980-85-2103 FAX:0980-85-2209
営業時間 08:00~17:30
休日:竹富島種子取祭の2日間・台風時
普通自転車(大人・小人用):1時間400円 1日2000円
〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富718
TEL:0980-84-5988
レンタサイクルや海遊び時にはカッコいい帽子でしっかりと子どもたちの日差し対策をしたいです。
アクセス
竹富島水牛車とサイクリング観光への出発・集合場所は、竹富町の島々へ船で出発する起点の「石垣港離島ターミナル」になります。
出発時間は、石垣島から竹富島への船の定期便出航時間に合わせてあります。
朝の8時~9時00分頃の出発時間ですと他の各離島への出航時間が重なりたいへん混み合います。
トップシーズンでは、駐車場もこの時間帯で満車になることが多いですので、
出発時間の30分前を目安に到着することがおすすめです。
早めに手続きできましたら、ターミナル写真スポットがおすすめです。
まとめ
竹富島は、赤瓦屋根の集落群が沖縄の原風景を感じさせてくれます。
水牛車観光は、ゆっくり進む水牛の歩幅に合わせた心地よい贅沢な島時間を味わせてくれます。
サイクリング観光は、日本のベストビーチランキング上位で真っ白な砂浜と竹富ブルーと言われる透き通った青い海のコンドイビーチで海遊びも楽しめます。