子連れ旅で子どもたちが夢中になれるアクティビティに参加できると旅行も楽しさが倍増します。
ウミガメを普段目の前で見ることは少ないと思います。
水族館の水槽の中、本やテレビなどの映像くらいでしょうか。
石垣島から先の離島の黒島では、ウミガメを目の前で見るだけではなく、ウミガメにじかに触れることもできてしまいます。
黒島研究所では、期間限定の開催でウミガメ放流体験勉強会が開催されています。
目次
黒島ウミガメ放流体験へのアクセス
黒島研究所がある黒島への石垣島からのアクセスは、フェリー乗り場の石垣港離島ターミナルから乗船し所要時間は約30分です。
黒島へ到着する5分前くらいからの海の青さはクロシマブルーと言われるとても綺麗な海になりますので必ず外を見ましょう。
黒島航路の運航時刻は、竹富島・小浜島・西表島大原航路・上原航路に比べて運航便数が多くありませんので、事前にしっかりタイムスケジュールを確認しましょう。
黒島への乗船券購入には事前予約がおすすめです。
黒島島内は平坦な島でレンタサイクルが気持ち良いです。
島の中は、牧草地になっており解放感満点です。
レンタサイクルは、港のすぐにショップがあります。
港から黒島研究所への所要時間は、自転車で約10分です。
沖縄県八重山郡竹富町字黒島449
電話 0980-85-4329
料金 自転車1時間300円・1日1000円
レンタルバイク、要確認
沖縄県八重山郡竹富町字黒島448-1
電話 090-4996-2512
料金 自転車1時間300円・1日1000円
電動自転車は、要確認
黒島研究所はどんなとこ
黒島研究所は、特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会に属しておりウミガメの研究をされています。
黒島の砂浜にウミガメが上陸して産卵する回数の調査と世界的に使われている標識をウミガメに装着しての放流調査をされています。
黒島から放流されたウミガメが、数年後に海外の研究所で発見されることもあるそうです。
黒島研究所には、放流調査前のウミガメがプールに飼育されているので、間近で大きなウミガメを観れたり触れたりできます。
その他にも、水槽にウツボやサメやカラフルな熱帯の魚がいるので水族館のように鑑賞できます。
沖縄県八重山郡竹富町字黒島136
電話 0980-85-4341(FAX兼用)
Mail: kuroshima@umigame.org
開館時間 午前9時~午後6時
(10月から3月までは午後5時まで)
年中無休
入館料 500円
放流体験勉強会は別途料金です
ウミガメ放流体験勉強会
ウミガメ放流体験勉強会は、ウミガメについての座学・ウミガメの個体調査・放流と専門研究所ならではの充実したお勉強会です。
※ウミガメの放流は、黒島研究所がウミガメの回遊と成長を明らかにする標識調査の一環として行なっております。
黒島研究所には、ウミガメの標本がありウミガメの種類の違いがわかりやすく説明されています。
石垣島や黒島がある八重山諸島の島々の砂浜に産卵で上陸しているウミガメは、アオウミガメ・アカウミガメ・タイマイの3種類のウミガメが確認されています。
黒島研究所には、漁師の網に誤ってかかってしまったウミガメが研究のために保護されています。
タイミングによりますが、プールにはたくさんのウミガメがいる時もあります。
目の前でこれほどのウミガメを見れるのは感動です。
放流するウミガメを選抜しましたら、ウミガメの個体の甲羅の大きさや重さをしっかりと計測し記憶していきます。
ウミガメには、世界共通の標識が付けられています。
数年後、同じ黒島での発見や他の場所、海外の研究所で発見された際に成長具合がしっかりと分かるように確認していきます。
計測の後は、近くの砂浜へ移動し放流体験をします。
ウミガメは、砂浜で離し海に向かって進んでいく様子を観察します。
また、元気に会えることを願って感動のお別れです。
ウミガメは、砂浜でのスピードと違って海に入った瞬間からはすごいスピードで泳いでいきます。
ウミガメ放流体験勉強会の開催時期
ウミガメ放流体験勉強会は、期間限定で開催されています。
学校の長期休み期間(夏休み・冬休み・春休み・ゴールデンウィークなど)に合わせての開催が多いようです。
期間限定ですので詳細については、黒島研究所へご確認ください。
まとめ
石垣島からさらに先の離島黒島にある黒島研究所では、ウミガメのお勉強と放流体験ができます。
お勉強会では、ウミガメの研究所ならではの専門的なお話が聞けます。
研究所には、たくさんのウミガメを保護しておりじかに目の前で観れ、触ることもできます。
放流体験では、数年後に発見されたときの成長を願いながらのお別れが感動です。
子どもたちには、たいへん貴重な体験ができるお勉強会と放流体験です。
黒島は、他にも動物がたくさんいる動物アイランドです。